水の華(淡水赤潮・アオコ)生物原因種と植物プランクトン生物相を求めます

    ●水の華は植物プランクトンによって湖水・池水が着色する現象です。
    ●淡水赤潮生物には渦鞭毛藻類のPeridinium属、黄色鞭毛藻類のUroglena属、クリプト藻類のCryptomonas属等がおり、これらが 大発生すると湖水・池水は主に赤色〜褐色に着色します。
    ●一方、アオコは藍藻類による現象で、Microcystis属、Oscillatoria属、Anabaena属等が関わります。 湖水・池水は青緑色に着色します。
    ■分析サービスでは、淡水赤潮・アオコ生物を中心に、出現する植物プランクトンの種類とそれぞれの出現数を求めて一覧表にまとめます。
    分析結果の一例をpdfファイルで見たい場合はボタンをクリックしてください。データと写真が収録されています。
    ■分析結果はこの例のように、データ表と優占種写真で構成されます。
    ★試料の採取に当たっては、日付、時刻、天候、気温、水温、地点名等の必要事項を記録してください。
    ★試料は0.5〜2Lを計り採ってください。ポリビンに入れ、ホルマリン等で固定します。別に、無固定試料約100mLを用意します。
    ★ホルマリン固定の場合は試料に対し5%(1Lでは50mL)のホルマリンを添加します。
    ★試料は固定試料と無固定試料を冷暗保管して速めに発送(分析依頼)してください。
    ★固定できない場合は冷暗保管して即日発送(分析依頼)してください。

    1.淡水赤潮原因種の一例(Peridinium bipes)

    ●Peridinium bipes(ペリディニウム・ビペス)は、西日本〜中部等の広い範囲で淡水赤潮を引き起こす最もポピュラーな淡水赤潮生物です。
    ●P.bipesは変種(ver)や品種(fo)が存在することになっていますが、生物工学研が確認した範囲ではすべてがPeridinium bipes fo.occultatumでした。
    ●左の図は、生物工学研オリジナルのスケッチです。
    ●現在、静岡県内のS池から分離培養した細胞株を販売中です。

    2.淡水赤潮原因種の一例(Peridinium polonicum)

    ●Peridinium polonicum(ペリディニウム・ポロニカム)は、魚毒性赤潮を引き起こすことのある渦鞭毛藻類です。

    ●ストレインのいくつかは、グレノディニンと呼ばれる魚毒成分を細胞内に蓄えます。

    ●1960年代に神奈川県の相模湖で大発生し、大量の魚類を死に追いやったことで有名です。

    ●左の写真は、現在発生している長野県内のダム湖のものです。

    ●現在、長野県内のMダム湖から分離培養した細胞株を販売中です。

    3.アオコ原因種の一例(Microcystis wesenbergii)

    ●Microcystis wesenbergii(ミクロキスティス・ウェーゼンベルギ)は、藍藻綱に属する群体性藻類です。

    ●夏季に富栄養化水域で水の華を形成する代表的藍藻類です。水面を青緑に染め上げます。

    ●Microcystis aeruginosaに見られるような肝臓毒のミクロキスチンは生産しません。

    ●左の写真は、現在発生している福島県内の沼池のものです。

    ●現在、福島県内の池から分離培養した群体株を販売中です。

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